西村公朝師著 「祈りのほとけ百八尊」からの写仏です


 

写仏の楽しみ

 

  二十五年前から気の向くまま写仏をしています。紙は沢山保存してあって、

 

手元に出てきた紙の感触を楽しんで写しています。


 さて今年の十一月上旬に当山で二十名ほどの写仏会をすることになり、

 

それならばと、十月中旬から毎日写仏をしました。

 

紙は引き出しに入れっぱなしになっていた湿ったような

 

二・八(六十㌢×二二五㌢)の唐紙。

 

これを横半分に裁って描いてみました。

 

今までは半切(三五㌢×一三六㌢)を横半分に切って描いていましたから

 

非常にゆったりとした空白があります。

 

その紙に四つから五つの仏さんを描くとバランスが良く、

 

それに文章を入れて手紙にしました。漫然と描いているだけでは退屈だからです。


 十一月上旬の写仏会が終わった今でも描き続けています。

 

この二ヶ月で百尊以上の仏様が誕生しました。

 

たまたま見つけたこの唐紙は非常に描きやすく、

 

写仏は紙と筆が大切であることを再確認しました。


                        平成二十六年十二月
        
                                          円照寺住職 村上宗博
 

            西村公朝師 著   「祈りの仏百八尊」 からの 写仏

 

 




      友達に誘われるまま参加し、初めて写仏の経験をさせて頂きました。

 

 

講師は円照寺の和尚様です。やさしい筆使いで、

サァーと描かれた仏様を見て、心が和みました。

 

 

 まず和尚様の手ほどきを受けると、簡単そうで

 

「私も出来るわ!」と思い、意気込んで、

 

お地蔵様のお手本を下敷きに筆ペンを走らせました。

 

 

 なんと難しい事。思ったよりも手が震え、

 

線が太くなったり、細くなったり、又途切れたりと大変でした。

 

 

何とか頑張って写した絵を和尚様に見て頂きました。

 

お顔の輪郭や目の表情、手の柔らかさ等の書き方のご指導を受けて、

 

 

二枚、三枚と真剣に写しました。

 

 

 「うまくなったネ」と誉めていただき年甲斐もなく喜んだものでした。

 

 

 最後に清書、筆使いも慣れてきて穏やかなお地蔵様が描けました。

 

 

 日常生活において、人一倍お喋りな私が、

 

こんなに静かに真剣に筆を持つことなどなかったので、

 

 

写仏に参加させて頂き、無の心がとても良かったです。

 

 

 このように、やさしいお地蔵様のような笑顔で、

 

毎日が過ごせますように、努力したいと思います。ありがとうございました。

 

 

                                             円照寺檀徒 辻 恵子

 

南薫 第45号より

南薫(なんくん)とは、かぐわしい南風のこと。

春になればこの風がみんなのところに必ず吹いてくることを意味しています。


身も心もさわやかになる風のことです。もちろん本山の南禅寺も意味しています。

 

 

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