お茶席に風雅の香りをそえる上品なおまんじゅうです。
銘も小浜の地名になじませうるおいある深い味わいで
高尚な趣きにあふれています。
創業者井上岩郎が匠の技を駆使して、
美味しさを追求し甘さをおさえた舌ざわりのやさしい小豆こし餡と、
皮には「薯蕷芋(つくね芋)」を練り込み
中の餡が透けて見えるほどに薄く包み込んだ
「しっとり感」と「もっちり感」のある
これぞ 御食国若狭小浜の名物饅頭
薄皮 おばままんじゅうです。
平成3年発売以来、食べられ続けて20年!多謝!!
銘も小浜の地名になじませ、お茶席に風雅の香りをそえる
上品なおまんじゅうです。
オバマをよろしく!
おばまんをどうぞ!!
あの一連の「オバマフィーバー」は間違いなくこの小浜の市史に残る出来事でした。
2008年、民主党の大統領候補だったバラク・オバマ氏と名前が同じことから、この町ではオバマ氏を応援する会を結成。そしてメディアを賑わしたオバマフィーバーへと発展していくのですが、その中でも注目を浴びたのが井上耕養庵の「おばまん」でした。
「おばまん」は平成3年の販売以来品の良い餡の風味が人気のお菓子でしたが、「小浜の饅頭」略して「おばまん」のネーミングが注目され一躍脚光を浴びたのです。(注:その時は、小浜の町の小浜と名の付くもの総てが取材の対象となりうる状況だったのです。)その後2008年2月頃にオバマ氏の焼き印を入れた酒饅頭を考案。アメリカやフランスなど海外からも取材が殺到し話題を呼んだ。
当初は肖像権を考慮し販売を断念。正面の焼き印のものはイベントなどに配られるだけの「幻のお饅頭」でした。その年の4月後ろ姿のお饅頭「オバマまんじゅう」が販売。されたのです。しかし要望があまりにも多く、「おばまん」を1箱買うとおまけとして正面のお饅頭を1個付いてくることに・・・
当時、インタビュ-を受けた耕養庵社長はこう答えています。「オバマさんからは小浜市宛てに御礼状をいただきました。その文面は『オバマまんじゅう』の包み紙にプリントしています。大統領になってくれたら今度こそ正面の饅頭の販売許可をもらいたいです。大統領に決定した時は『紅白おばまん』を作るのでみんなでお祝いしましょう。」
(注2:この後オバマ大統領が誕生するのですが、その際には『紅白おばまん』をお客様に振る舞ったのです。)
アメリカから遠く離れたこの町でも、大統領選は注目を集めていたのです。