若狭の先覚者(1) 杉田玄白

 

 

オランダの医学書「ターヘル・アナトミア」を翻訳して

 

「解体新書」を出版し、わが国の近代医学の父となった

 

杉田玄白は若狭の藩医でした。

 

 オランダ人が江戸へ来た時の宿泊所・長崎屋

 

この医学書を見せられた玄白は、藩の重役にたのんで

 

その本を手に入れてもらいました。

 

れから間もなく、罪人の解剖に立ち合う機会があり、

 

その医学書の正確さをたしかめることができました

 

そして、何としてもこの本を翻訳して

 

日本の医学に役立てたいと思ったのです。

 

 それから手さぐりでオランダ語の勉強をはじめ、

 

四年後に「解体新書」として出版します。

 

玄白四十二歳のときでした。

 

 その時のオランダ語の勉強は大変な苦労でした。

 

玄白の懐古談「蘭学事始(らんがくことはじめ)」によると、

 

櫓(ろ)や舵(かじ)のない舟が

 

大海原に乗り出したようなものだったと言います。

 

ひとつの言葉の意味を知るのに一日かかった日もあったということです。

 

 こうして出版された「解体新書」は日本の近代医学の出発点となりなした。

 

 今、小浜病院正面玄関の庭に杉田玄白の銅像が建っています。

 

その街路をはさんで向い側の中央児童公園には、

 

最近、「杉田玄白顕彰碑」も建てられました。

 

 気がつかない人も多いようですが、

 

ぜひ一度立ち寄って若狭の先覚者を思い出してほしいものです。

 

                                四方吉郎

 

 

 

 

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